フライフィッシングのロッド番手・アクションの違いや勝手について
今回は総括的な話ではなく、自身の体験談です。
以前、アルトモア863#3を管理釣り場で振っていた時の話です。
三重のサンクチュアリに訪れた際に、普段よりも飛距離を出したい場面に遭遇しました。
サンクチュアリは池の中央に桟橋がかかっているのですが、基本的に桟橋~5m程でライズが多くみられます。
しかし、どうやら大物はプレッシャーのかかりにくい岸側のボトムに潜んでいるようなのです。
そこでブラックバス用に買ったufmアフィーレ880#8をオーバーヘッドキャスティングしてみたところ、桟橋から対岸に届きそうなくらい飛距離が出ました。
嬉しくなってゾンカーやらマラブー・ウーリーバッガーを飛ばしまくってたら手首に違和感を感じ始め、しばらくするとズキっと痛みが走りして断念せざるを得なくなりました。
ご想像の通り、ロッド番手・アクションが違う為に手首を痛める結果となったのでした。
普段より長いラインを加速させるためにリストを使いすぎたのだと思います。
それもそのはず。普段は#3を使っていたのですが、#8は使うのも初めてで遠投するのも初めてでした。
いくらラインを引き出しても15m程度で、この時は20m以上はフォルスキャストしてたと思います。
加えてこのロッドはなかなか張りのある硬いロッドで、しなやかなアルトモアとは正反対の性格です。
また、しなやかなロッドは軽い振りでもロッドに荷重をかけて曲げられるのですが、硬いロッドはパワーがある分、力を入れてラインスピードを上げていかないと曲がっていかないということが今となってはわかります。
アルトモア→アフィーレという極端に性格の違うロッドを振ったことでそのことに気づけたのは自分にとって非常に勉強になりました。
#8を初めて使ってみて、重いフライは高番手ロッドにお任せということも分かりましたし、#8じゃ合わせた瞬間に魚が自分に向かって吹っ飛んできてしまい、合わせの加減やタックルバランスなど、大変勉強になった釣行でした。
#8のアフィーレは、当時の腕ではどこの管理釣り場で釣りをしていても合わせた瞬間に自分に向かって魚が吹っ飛んできてしまい、釣りを楽しめなかったので最後には売却してしまいました。
やはり自分に合ったアクションと対象に合わせた番手選びは大事ですね。
因みに狙っていた大物は釣れませんでした。
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